Jed Done (ジェッド・ダン)

Jed Done (ジェッド・ダン)

 ジェッド・ダンは、サーフボードのデザインとハンドシェイプの仕事を天職として情熱を注ぎ続けています。

彼はニューサウスウェールズ州のサウスコートに自身で建築した”をイメージした住居で家族と共に自然豊かな生活を送っています。住居が完成するまでは、皆でレンタルしたバンで寝泊まりしていました。また彼はこの地でSwitchfootBoardstoreというサーフショップ兼カフェを経営しています。

Jeds House

ジェッドは、サーフボードのパフォーマンス向上のために様々なデザインを試作したり、神聖幾何学理論にヒントを得ており、オーストラリアのサーフィン界では、革新的な思想家として知られています。

ジェッドは長年にわたりインスピレーションに満ちた人々と共に活動してきました。2009年には、オーストラリア室内管弦楽団と、デレク・ハインド、トム・キャロル、トム・ウェゲナーなどのサーファーやシェイパーたちとのコラボ企画「Musica Surfica」に参画しました。

一行は、サーフィンのアートを新たな観点から捉える目的で遠く離れたオーストラリア南部の島を訪れました。そこでジェッドは、彼に数字と幾何学の重要性を説き、サーフボードのデザインについて別の捉え方ができるように指南した数学者に出会いました。

今では、ジェッドにサーフボードを注文した客は、サーフィンの見方が変わるようなサーファーとシェイパーとしての関係をジェッドと築き、サーフィンをしながら流体力学や神聖幾何学との繋がりについて考えるようになります。

ジェッド・ダン

彼は全てのサーフボードを手作業で制作しています。そうすることによりボードの価値がより高まり、購入したサーファーも特別なアイテムとして大切にしてくれると考えています。

現在では、機械を一切使わず昔ながらの技法でシェイピングすることはまれになりつつありますが、彼はこの職人技を存続させたいと考えています。

Jed Done Flew Tail

ジェッドはflexというデザインツールを15年に渡って取り入れる試みをおこなっています。Flex Tailのデザインでは、ボードのテールに薄い炭素繊維のパネルが組み込まれており、ボードが水圧でターンする際にテールがしなり、バネの効いた伸びをすることで、よりスピードを与える構造になっています。

このアイデアは70年代のシドニーの二―ボードから生まれましたが、最近までは特に注目されていませんでした。しかし、二―ボードシェイパーでflexの第一人者でもあるピーター・ベリーが自身のボードのテールにflexを使用していたことがきっかけで、ジェッドもこのコンセプトを試してみるようになりました。

デレク・ハインド、ラスタことデイブ・ラストヴィッチ、トム・カレンなどのサーファーがジェッドのFlex Tailのデザイン開発をサポートしました。

Flex tail

ジェッドはFlex Tailについて次のように説明しています。

 高性能なサーフボードは軽量化が進んでおり、構造的に耐性が低く曲がりやすいためどうしてもパフォーマンスが低下してしまう。そこで、Flex Tailを装着するとボードは強度を増し、波の自然な流れに沿ってテールがバネのようにしなって伸びる。

また、ジェッドはサーフボードのしなりを調整する別の方法も開発しています。

ウエッジストリンガーは、杉の木でできたボードの芯の役割りをするもので、テール側に行くに従い細くなっていきます。これにより、ボードの前部2/3がしっかりとした硬さを保ち、テール部分に自然なしなりが生まれます。
彼の説明によると、サーフボードは、足を乗せている部分は安定度とスピードを維持するために硬くなければいけないが、テール部分はターンする際の、スムーズでかつうまく制御された感覚を体現するためにはしなりが必要だとのことです。

ジェッドはFlex Tail

全てのボードはジェッド本人がオーストラリアでハンドシェイプしており、高品質な素材と高い制作技術を駆使した作品です。

Joy Surfでは、ジェッドの様々な種類のボードをオンライン販売しております。

また、カスタムメイドのご注文も受け付けており、私たちがシェイパーとの窓口となってお客様のサーフィンスタイルに合った特注ボードをお届けいたします。

Jed Done Boards